実戦へ準備オーケーだ。ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が8日、持ち前のパワーを見せつけ、宮崎春季キャンプ第2クールを締めた。

 豪華なランチ特打となった。西武からFA加入した山川のほか、柳田、巨人から新加入のウォーカーが1時間超にわたって鋭い打球を飛ばし、〝競演〟。最もファンを沸かせたのはやはり山川だった。

 左の打撃投手から43スイング中8本の柵越えをすれば、右の打撃投手からは43スイング中14本の柵越えをマーク。ここまで調整が順調にきていることを証明した鷹の新大砲は「予定通りです。昨日、特守をしたので特打をしたいなと思いました」と笑顔で汗を拭った。

 さらに全体練習後も〝おかわり〟。居残り特打で左の打撃投手に加え、カーブマシンを相手に黙々と打ち込み、結局、この日はトータルで54発もの柵越えを披露した。

 山川は「内角から入ってくるボールって、ボールの内側をイメージしないとドライブがかかっちゃうんで。逆に真っすぐ飛ぶか、もしくはレフト際に飛んだ場合にはスライスをかけることができればいいなという打ち方なので。よかったと思います」と好感触を口にする。

 さらに「今までやってきた中でロングティーと緩いカーブを自分の形でしっかり打つのが調整というか、バッティングのホームランを打つ体の使い方としては一番いい練習だなと思っている」と力説した。

 もう実戦まで待ちきれない。「シート打撃、紅白戦、オープン戦とか入っていきますけど、1打席1打席、毎回打席に入る実戦は常に楽しみです」とワクワク感を隠しきれない様子だった。