阪神は19日に兵庫・西宮市内のホテルでスタッフ会議を行い、2月1日からスタートする春季沖縄キャンプの一、二軍メンバー割り振りを決定。ドラフト2位ルーキー・椎葉剛投手(21=四国IL徳島)や高卒2年目の新鋭・門別、茨木らが一軍メンバーに抜擢された一方、守護神の岩崎優投手やリリーフ左腕の岩貞祐太投手、島本浩也投手ら〝信頼組〟は二軍で独自調整を許される格好となった。

 第2次岡田政権発足間もなかった昨年の春季キャンプは、新任の指揮官が、自身の目でナインの状態を見極めるため主力勢全員を一軍に招集。だが、選手個々の能力や性格を既に把握することができた2年目の春は、いい意味での余裕が漂う。

「自分のやること分かっとるからな。ほっといたらええわけちゃうけど、具志川(二軍キャンプ地)なら好きなことやれるし、自分の時間使えるやんか」と、虎の智将は経験豊富な中継ぎ陣に全幅の信頼を示す。上のステージを目指す二軍選手たちの良い手本にもなってくれるはずだ。

「今年のオフは選手と接する機会も多かったからな。そんなチャラチャラして慢心するタイプの人間もおらんもん。昔はいっぱいおったけどな(笑い)。何してんねんみたなのがな。そういうのも今はいてないし、向上心とか持ってる選手の方が多いんとちゃうか。おーん。大したもんよ」

 38年ぶりとなる日本一へと至る過程で、指揮官とナインの絆は強固なものとなった。球団史上初となる連覇がかかる今季は、文句なしの横綱相撲で11球団に胸を貸す。