ノア13日後楽園ホール大会でV2戦に臨むGHCヘビー級王者・拳王(39)が、挑戦者・潮崎豪(41)が結成した新ユニット「チームノア」を一刀両断だ。2日有明大会で誕生した同ユニットは生え抜きが5人中1人しかいない上に、その潮崎も〝出戻り〟組。「ノア史上最も期待されていないユニット」と切り捨て、早くもメンバー再編を提案した。

 拳王は有明大会で征矢学の挑戦を退け初防衛に成功。直後のリング上で潮崎の挑戦表明を受けると、相手の決めゼリフ「アイ・アム・ノア」をかけさせることを了承させた上で激突が決まった。

 条件を突きつける前に一度は挑戦を拒んだ事実からも分かるように、潮崎への評価は手厳しい。とりわけ結成されたばかりの「チームノア」には辛らつだ。「正直言って、ノア史上最も期待されてないユニットだろ。どんなユニットでもできた時って大体盛り上がるのに、ここまで盛り上がらないこともあるもんだなと逆に感心したよ。移籍組と出戻りしかいないのに『チームノア』というのもよく分からないしな」とバッサリだ。

 同ユニットのメンバーは5人のうち4人が齋藤彰俊、モハメド・ヨネ、小峠篤司、Hi69の他団体出身者。唯一の生え抜きである潮崎も2012年末に一度退団し、16年6月に再入団した経緯がある。「潮崎の『アイ・アム・ノア』までなくなったら、チームノアはいきなり存在意義を失うだろ」と警鐘を鳴らす拳王は、後楽園決戦後のユニット再編を提案する。

「チームノアに必要なのは、ズバリ丸藤正道だ。あんなお通夜みたいな試合をしてボロボロになった有明アリーナのコメントで、なお胸を張って『ノア・イコール・丸藤』と言える度胸というか面の皮の厚さが必要になってくるんじゃないか」と、有明大会で飯伏幸太とのスペシャルシングルマッチに敗れたばかりの丸藤を勝手に新メンバーに推薦した。

 有明大会では丸藤と飯伏の試合にメインを明け渡し、団体最高峰王座戦がセミ降格という屈辱を味わった。「結果的にクソヤローどもを100%満足させる大会にならなかったのは事実だ。会社が決めた試合順なわけだから、チャンピオンとして信頼を得られなかった俺にすべての責任がある。新年早々期待を裏切ってしまった責任をとって、1・13後楽園は俺が必ず満足させる大会にしてやるからな。アイ・アム・ノア!」と、早くも潮崎の決めゼリフを使い始めている。

 始まったばかりの方舟改革を進めるためにも、ベルトを失うわけにはいかない。