ノア来年1月2日有明アリーナ大会で征矢学(39)とのV1戦に臨むGHCヘビー級王者の拳王(38)が「方舟改革」を訴えた。

 この日の会見に出席した拳王は、「方舟改革」の書を披露。「俺がノアを変えるぞ。1・2、有明。カード全部見ても、これは本当にノアの大会なのか? ノアの年間最大のビッグマッチって言ってたよな? オイ、ノアのビッグマッチはノア対新日本の対抗戦なのかよ? 全てを見渡しても、これぞノア、の戦いはGHCヘビー級選手権だけだろ。これに危機感持ってるノアの選手どこにいるんだよ」と不満を爆発させた。

 同大会のメインイベントには団体最高峰のGHC戦ではなく、丸藤正道VS飯伏幸太のスペシャルシングルマッチが据えられている。これだけでも王者として屈辱だが、その他のカードも棚橋弘至、ザック・セイバーJr.、石井智宏、小島聡、海野翔太、EVIL率いる「ハウス・オブ・トーチャー」が参戦と、他団体勢の出場が多い。拳王は「これで1・2終わったら、ノアに何が残るんだよ。残せる結果あるのか? 俺しかいねえよな。この危機的状況のノアを変えるのは。1・2有明アリーナは、箱舟改革だ。何も考えてないノアのヤツら、会社のクソなヤツらを見返してやる。そういう戦いを俺がしてやるからな」と、王座戦の内容で全てをひっくり返すつもりだ。

 一方の征矢は「俺は拳王の持つGHCヘビー級のベルト、そこしか見てない。拳王を潰さない限り、何も始まらないと思っている。生き様をすべてかけて、拳王を叩き潰す。GHCヘビー級を巻いて、征矢学が絶景を作り出す!」と力強く宣言。しかし拳王の評価は手厳しい。「『N―1』くらいはまだ良かったよな。だが挑戦者になったあたりで、何だかすげえ迷いが出てきた。これはなんなのか、GHCのベルトを巻く器がないのか? そこらへんは本当に分からない。絶景を作り出す? お前には無理だ、征矢。そして〝絶景〟は、俺が皮肉を込めて言い出した言葉だ。それをパクって何がやりたいんだ? 迷ってるのか? 大丈夫か?」と、最後まで余裕を崩さず挑戦者を挑発していた。