ノアの「WRESTLE MAGIC(WM)」(15日、後楽園ホール)で、石川修司(50)が関本大介に勝ってGHCハードコア王座奪還に成功した。

 2024年5月から翌25年6月まで1年以上にわたり同王座を保持した石川は、5月25日の「MONDAY MAGIC」で田中将斗を破り新王者となった佐藤光留に挑戦を表明。しかし光留が負傷によりタイトル返上したため、同じく王座挑戦の意向を表明していた関本との決定戦に臨んだ。

 開始早々、2人はド迫力のタックル合戦を繰り広げていきなり会場を大興奮させる。その後、石川はイスを巧みに使ってぶん殴るなど、ルールを生かしてダメージを与えた。だが関本からも反撃されブレーンバスターで叩きつけられるなど反撃を受ける。さらにエプロンの攻防で担ぎあげられると、場外に自分がセットしたテーブルに落とされてピンチとなった。

 その後もアルゼンチン式背骨折りで担がれるなど苦戦が続く。それでもフェースロックで脱出すると、ヒザ蹴りを叩き込むなどして再び流れを引き寄せにかかった。引かない関本と一進一退になったが、イスを効果的に使ってペースをつかむことに成功。さらにカミゴエも叩き込んで動きを止めると、最後はジャイアントスラムでマットに突き刺して3カウントを奪った。

 試合後、2003年6月15日にデビューした石川は「個人的なことですが、今日は自分がデビューした日なので。その日に、ベルトをかけて、後楽園ホールでシングルで関本大介と戦えたのは思いとして大きいです」と感慨深げ。さらに「これから初対戦の選手ともどんどん戦って、このベルトの価値を高めていきたいです」と意気込んだ。

 一方、敗れた関本は「あー、クソ…。クソ! 石川! オイ! もう1回おれとやってくれ。挑戦させてくれ」と悔しさをあらわにしていた。