ノア29日の保土ヶ谷大会で、KENTA(45)がGHCナショナル王座奪取へ弾みの白星。また、前日に地元・熊本が大規模地震に襲われたAMAKUSAが思いを口にした。

 9日の東京・後楽園ホール大会で同王者の丸藤正道に挑戦するKENTAはこの日、遠藤哲哉、HAYATAと組んでメインに出場。丸藤、AMAKUSA、ブラックめんそーれとの6人タッグの前哨戦に臨んだ。

 丸藤と共に先発したKENTAは、要所でめんそーれをくさしつつ、チョップと蹴りを交錯させるなどいきなり激しくやりあった。その後も互いに譲らぬ攻防を繰り広げて観客を大いに沸かせると、最後はめんそーれに鋭い蹴りを叩き込んでからRELIC LOCKで捕獲してひねり上げ、ギブアップを奪った。

AMAKUSAへの思いを語るKENTA(左)と遠藤哲哉
AMAKUSAへの思いを語るKENTA(左)と遠藤哲哉

 試合後、KENTAは「丸藤さん、そのベルトをかけた試合、もうちょいっすよ。準備しといてくださいよ。XでAI使って変な動画作るのもいいけど、試合に集中して。楽しみにしてるよ」と話し、健闘を誓い合った。

 すると、そこに「我から少し伝えたいことがあるゆえ、お時間もらえますでしょうか」としながら話し始めたのがAMAKUSAだ。出身地の熊本で大規模な地震が発生したことに「何より被災された皆さまにお見舞い申し上げまする。我の故郷・熊本は10年前の被災から少しずつ時間をかけて復興してまいりました。被災された皆さまの気持ちを思うと…。心が折れまする。それでも我が故郷の火の国・熊本は何度でも何度でも立ち上がると我は信じておりまする」と時折、言葉を詰まらせながら話す。そして「我にできることはこのリングで戦うことだけかもしれませんが、熊本に思いが届くよう、心いっぱい戦ってまいります」と決意を口にした。