女子プロレス「スターダム」のワールド王者・鈴季すずがハードコアマッチへのこだわりの理由を明かした。

 鈴季は12日の横浜大会で刀羅ナツコを破りV2に成功。試合は両者の合意でノーDQマッチで行われたため、多種多様の凶器と両者の血が飛びかった。試合後は本人をして「ワールドのタイトルマッチでこんなハチャメチャするヤツ、後にも先にもうちらしかいねえよ」と言わしめた。

パイプイスで刀羅ナツコ(左)の頭を打ち抜く鈴季すず
パイプイスで刀羅ナツコ(左)の頭を打ち抜く鈴季すず

 取材に対し、鈴季は「やりすぎだよ、はりきりすぎたよね。でも〝はりきりチャンピオン〟がワールドのベルトを持っていると、こういうことになります」とキッパリ。ここまでのハードコアマッチは「乱発すべきではない」と自制した上で「これも鈴季すずというレスラーを語る上で必要な要素。あと、意外とスターダムにはやる場所と相手がいないだけで、こういう試合をやりたい人もいるんじゃないかな。まあ、なんでもかかってこいよってこと」と団体に〝血の新風〟を吹かせる構えだ。

 V3戦の相手は今年の「5★STAR GP」で敗れたスターライト・キッドが濃厚だ。「アイツは本当にセンサーがついていておいしいと思ったらすぐ飛びついてきますから。でも、さすがにこの勢いには勝てないでしょ」とふんぞり返る。キッドとのノーDQ戦に関しては「やりたくない…というか、できない人とやるべきことではないかな」と否定した。

 今後の防衛ロードも見据え「個人としての目標はとにかく〝はりきり防衛〟。未来のことをずっと考えてもしゃあないんで」と笑顔。〝紅の狂乱娘〟がマットを赤く染め上げる。