ノアの拳王(38)が24日、反体制派ユニット「金剛」を解散すると電撃発表した。
この日は地元の徳島(とくぎんトモニアリーナ=徳島市立体育館)で自身のデビュー15周年記念大会を開催。10人タッグ戦で金剛の拳王、船木誠勝、征矢学、近藤修司、大原はじめ組は、丸藤正道&田中将斗&桜庭和志&AMAKUSA&アレハンドロと対戦した。
大声援を受けて大暴れした拳王は、アレハンドロを孤立させて集中砲火を浴びせた。最後は奥の手・炎輪で仕留め、メモリアルマッチを飾った。
試合後はサプライズが待っていた。拳王が「俺のプロレスラーとしての15年の成長、どうだったか?」「今はノアだけじゃなく、プロレス界の先頭を走っている金剛、どうだったか?」とファンに問いかけ、大歓声を浴びた。
その直後だ。「安定望めば進化なし! 今日で金剛は解散する!」と唐突に発表。会場はどよめきに包まれ、征矢はリング上で大号泣した。
拳王は「これはもっともっと俺たちがプロレスラーとして進化していくための解散だ」とした上で「俺もそうだし、ここにいるメンバーも強い信念を持って、このノアを業界トップまで持っていく。その約束はする。だからオイ、今日で解散しても、強い信念を持っている俺たちについてきてくれ!」と呼びかけた。
2019年5月に拳王はマサ北宮、小峠篤司、稲村愛輝と金剛を結成。メンバーの加入と離脱を繰り返しながらも、赤のコスチュームで統一した一大勢力へと成長した。
今年1月には新日本プロレス「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」とのシングル5番勝負が実現したが、2勝3敗で敗北。3月にはタダスケが離脱し、5月には中嶋勝彦、Hi69が相次いで脱退。急速に求心力を失っていた。
「15周年を迎えた拳王、まだまだ頂点目指していくからな!」。2008年3月2日にみちのくプロレスでデビューした会場で、一つの節目を迎えた拳王。今後の動きにも注目だ。












