獣神サンダー・ライガーが気になる話題やプロレス観を語る「獣神激論」。1・4東京ドーム大会直前の特別編は、IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権(後藤洋央紀&YOSHI―HASHI対ヒクレオ&エル・ファンタズモ)と、NEVER無差別級選手権(王者・鷹木信悟対挑戦者・タマ・トンガ)の2試合をお送りする。注目の王座戦の行方は――。
【獣神サンダー・ライガーの獣神激論・特別編(3)】タッグではIWGPタッグ王者の毘沙門(後藤&YASHI―HASHI)とSTRONG無差別級王者のヒクレオ、ファンタズモ組がダブルタイトルマッチ。先だって行われた「ワールドタッグリーグ(WTL)」で両チームは1勝1敗だから、本当の意味での決着戦になるね。
前から言ってるけど、ヒクレオの素質をすごく評価してる。レスラーはデカいに越したことないんだよ。血統もいいしキャリアも積んでるし、試合に余裕すらある。どこに欠点があるのって。特にこの1年、ジェイ・ホワイトに勝ったり成長も著しいしね。顔つきまで変わってきたと思う。
後藤とYOSHI―HASHIが実力者というのは誰もが知ってる。WTLで史上初の3連覇したチームなんだから。G1クライマックスでも過去に3連覇した人間がいないように、3年続けて勝つって本当に難しいことだからね。
だけどヒクレオはデカいし強いし、キャリアを積んできている。ファンタズモもそのヒクレオを最大限に生かしてくるからね。僕は現役の時に『英国にいい選手がいるよ』って会社に言ったんだ。それがファンタズモだったんだけど、会社がすぐにアプローチを取らなかったのか、初来日した時にはバレットクラブに入っちゃってたんだ…。後の彼の成長を見たら本隊で取ってみたかったな。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」と言うけど、ヒクレオとファンタズモはまさにそんな感じ。毘沙門との3度目の対戦だから、熱い対戦になるのは間違いないね。
NEVER無差別級王者の鷹木はタマちゃんと防衛戦だね。この試合は(高橋)ヒロムと(エル)デスペラードのIWGPジュニア選手権とそん色ない、キッチリとした新日本プロレスを見せてくれる戦いになると思ってる。
鷹木はもちろんだけど、タマちゃんも正面からぶつかってくるしね。下手な小細工は使わないし、激しくぶつかるはず。G1の公式戦も、前回のタイトルマッチも素晴らしかったし、東京ドームの大舞台だからね。試合順で言うと、他の試合に比べて注目度で劣ってる印象があるけど、ヘビーのベストバウトになる可能性を秘めていると思うよ。年間で見るとどこかで見たことがあるようなタイトルマッチに思えるかもしれないけど、ぜひファンの方にも注目してほしいね。
鷹木はメインで行われるSANADAと内藤(哲也)のIWGP世界ヘビー級王座戦を絶対意識してるよね。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとしての意地があると思うし、次の日立てなくなるくらいのぶつかり合いになると思うよ。紙一重の戦いになるはずだけど、メインイベントに負けてられないっていう気持ちがある分、鷹木が有利なんじゃないかなって思うな。













