東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(25)と11月に現役を引退するDDT・赤井沙希(36)の「令和のAA砲」が、最初で最後のシングルマッチで激突する。
18日の名古屋大会で2人は愛野ユキ&宮本もかと対戦。約8か月ぶりに結成されたAA砲が抜群の連係を見せた。荒井が愛野のショルダータックルで悶絶すると、すかさず赤井がアシストしてチームのピンチを救う。
10分過ぎには、荒井が宮本にフルネルソンバスターを炸裂。赤井も三角絞めを決めて優勢に持ち込むと、愛野には合体の串刺しビッグブーツを決めた。最後はダブルの新人賞(顔面への二段蹴り)を宮本に決めて勝利を奪った。
試合後、マイクを持った赤井は「ラストのAA砲、名古屋で試合してくれてありがとう」と対戦相手に感謝を述べつつ「今日も隣で戦ってくれて頼もしかった。これからも東京女子プロレスを引っ張っていってくれると思います。ね、優希ちゃん」とパートナーに呼びかけた。
最後のAA砲を終え、涙を流す荒井は「赤井さんと一緒にいられた時間、リングで活を入れてもらう時も、裏で一緒にボーっとしてる時間もすごい好きだったので、寂しいなと今すごく感じました」と声を震わせ「本当に自分のプロレスラー人生の中で赤井さんと組めて幸せです」と語った。
昨年4月にタッグを結成し、3か月後にプリンセスタッグ王座を戴冠。赤井を姉のように慕ってきたからこそ、「最後にもう一つだけわがままを言ってもいいですか? 私と最初で最後のシングルマッチ、お願いします」と頭を下げた。
荒井の真剣な表情に赤井も「私、そういう優希ちゃんの怖いもの知らずなところ好きやで」と笑顔。「まだ自分自身ファイターとして、優希ちゃんの顔を蹴る覚悟ができてないけど、自分が東京女子に上がるときにシングルやって」と承諾し、2人の初シングルが決定的になった。













