米国・WWEの第3ブランド・NXTが21日(日本時間22日)に放送され、元新日本プロレスEVILのNARAKUが、再びNXT王座取りに失敗した。

 1月末に新日本を退団し、4月からNXTに登場。NXT王座を保持するトニー・ディアンジェロを標的にし、リング内外で揺さぶってきた。6・28「グレート・アメリカン・バッシュ」の初挑戦ではチョークスラムに沈んだが、王者を卑劣な手段で追い詰め、反則OKのストリートファイトマッチでの再挑戦に持ち込んでいた。

 不敵な表情のNARAKUは、ゴングと同時に突っ込んできたディアンジェロにいきなり毒霧を噴射する。王者の顔を真っ赤に染め上げると、場外戦で圧倒し、リング内に放り込んだ鉄階段にぶち当てる。さらにリング下にあったトラッシュ缶、竹刀、パイプイスをリングに投げ入れ、4脚並べたイスの上にブレーンバスターで叩きつけた。

 一方的な挑戦者ペースだったが、王者にパイルドライバーを切り返され逆襲を許す。続けて王者は、ペットボトルの水で顔の毒霧を洗い流して復活。場外バリケードにNARAKUを打ちつけ、バックステージを引きずりまわした。だが挑戦者もコードを王者の目に巻きつけて反撃。照明器具で殴りつけるも、ブレーンバスターで場外のフロアで投げつけられた。

 元EVILは竹刀を手にするが、王者はバールを持って対抗。ならばとラダーを取り出すも、これもディアンジェロに奪われ投げつられた。王者の勝負手だったテーブル葬は避けたものの、コーナーに設置していたトラッシュ缶に顔面を直撃させられた。すさまじい激闘に、観衆からは「これぞ名勝負!」チャントも飛び出した。

 NARAKUは王者の股間をトップロープに打ちつけてからラリア―トで反撃し、場外では決め技の変型大外刈り。続けて実況席に放り投げ、一気にテーブルクラッシュで沈める。今度は「ホーリー・シット!(超スゲー!)」チャントが沸き上がるが、リング内ではカウント2で返され、勝負をかけた2度目のレッドミストもディアンジェロにディフェンスされる。さらに竹刀でめった打ちをくらうと、股間にも竹刀攻撃…。最後は鉄階段の上から高角度チョークスラムでテーブル葬。強烈な一発に動けず3カウントを聞いた。ベルトまであと一歩まで迫ったが、またも王座奪取はならなかった。

 試合後は元TNA世界王者のマイク・サンタナが現れ、次期挑戦者に名乗りを上げた。果たしてNARAKUは。ここからどう巻き返すのか。

 NXTは「ABEMAプレミアム」にて視聴可能。