米国・WWEの戸澤陽(40)とオーティスのコンビ「アルファ・アカデミー」が、長年の盟友マキシン・デュプリ(29)に裏切られ、屈辱KOを味わった。
オーティス、戸澤、マキシンの体育会系ユニットで存在感を示してきたが、マキシンが「ザ・ビジョン」のオースティン・セオリーから誘惑されユニットを離脱。先週のロウではブロン・ブレイカー&セオリーに加担し、ストリート・プロフィッツ(モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンス)からの世界タッグ王座奪還に貢献した。試合後は人気YouTuber兼レスラーのローガン・ポールもいる「ビジョン」に正式加入した。
13日(日本時間14日)のロウ(テキサス州ダラス)では黒装束で統一したブレイカー、セオリー、ローガンにマキシンがリングを占拠した。ここで戸澤とオーティスが現れ、戸澤がマキシンに話し合いを求めた。マキシンが他のメンバーをリング外に去らせると、戸澤は「何をしてるんだ?」と問い詰める。「こんなん君じゃない。君は素晴らしい人だ。セオリーは最悪の相手だぞ」と流ちょうな英語で「ビジョン」入りを責めた。
マキシンは「これはあんたらのせい」などと言って釈明すると、ダラスの観衆は大ブーイング。大歓声を浴びたオーティスもマキシンを説得するが、元NFLチアリーダーは聞く耳を持たたない。さらに男気あふれるオーティスが淡い胸の内を告白しようとするも、セオリーが割って入り嘲笑する。
怒りのオーティスはセオリーに襲いかかると、乱闘に突入。戸澤はブレイカーの背中に飛び乗り、突進をかわして殿堂者リック・スタイナーの息子を場外に追いやった。すかさすトペ・スイシーダで追撃するが、〝WWEの未来〟とされるブレイカーのパワーはケタ違いだ。戸澤を受け止めると、実況席を越えて場外バリケードまで放り投げた。
怒り心頭のオーティスはパワー全開でブレイカーとセオリーを蹴散らす。ここでマキシンがオーティスに近づき、和解を口実に口づけを迫るが…セオリーが背後から卑劣極まりない急所打ち。巨漢はマキシンの色じかけにまんまとはまり、悪女から突き飛ばされた。リングに戻った戸澤もセオリーに意地の一撃を加えるが、ブレイカーの強烈すぎるスピアーをくらってダウン。場外に転げ落ちた。
オーティスもセオリーのメリケンサックパンチからブレイカーのスーパースピアーでKOされる大惨事に…。マキシンに裏切られた戸澤とオーティスは、悲願のタッグ王座獲得が遠のく一方だ。
ただ、悪女マキシンも安泰とは言えそうもない。バックステージで代理人ヘイマンは「ビジョン」のメンバーをそれぞれ称賛した後に「もう私はいらないな」と、ユニット離脱を示唆し去って行ったのだ。ブロック・レスナー、CMパンク、ローマン・レインズらをトップスターに育て上げた名伯楽の門下生とならなければ、「ビジョン」入りの意味は薄らぐが…果たしてどうなるのか。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














