全日本プロレスマットで行われた他団体タッグ王座のダブルタイトル戦は、痛み分けに終わった。

 2日の長野・軽井沢大会ではGLEATのG―INFINITY王座を保持する斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)が、天龍プロジェクトのUNタッグ王座を持つ諏訪魔&田村男児と両王座をかけて激突した。

 このところの斉藤ブラザーズは、意外なところで注目を集めている。地元・宮城のミヤギテレビ「OH! バンデス」で、タクシーに乗って飲食店をめぐる「TAXIめし」のリポーターとして活躍。素朴な人柄が共感を得ている。

 だが、リングに上がれば極悪軍団「ブーデゥー・マーダーズ(VM)」の斉藤ブラザーズに大変身。マーダーバッグに詰め込んだこともある因縁の諏訪魔と激しい攻防を展開した。

 試合は11分9秒、場外戦での攻防から両軍リングアウト裁定に。それぞれの王座を防衛したが、G―INFINITY王座のV5に成功した斉藤ブラザーズは石川修司&綾部蓮から次期挑戦を表明された。

 バックステージで斉藤ブラザーズは「あ~両リンだ。あのレフェリーのヤローが、いつもいつも止めやがる。UNタッグのベルトがあと少しで手に入ったんだがな」と悔しげな表情を浮かべた。

 ただし、195センチの石川と200センチの綾部の挑戦については「いいぜ。お前らの挑戦表明、受けてやる。俺ら2人が、お前ら大巨人をぶっ潰してやるぜ。あの2人は今までで間違いなく一番でかい挑戦者だ。DOOMしてやる!」と声をそろえ、早くも迎撃態勢を整えた。