新日本プロレスの小島聡(52)が、3度目となる全日本プロレス3冠ヘビー級王座取りへ大きく弾みをつけた。
3日の新潟・アオーレ長岡大会で3冠王者・青柳優馬(27)への挑戦を控え、2日の長野・軽井沢大会では6人タッグ戦(小島、宮原健斗、安齊勇馬 vs 優馬、石川修司、綾部蓮)で前哨対決。優馬と激しい攻防を展開した小島は、20分過ぎだった。
宮原がブラックアウト(ヒザ蹴り)を決めた優馬にコジコジカッターを発射。これをカウント2で返されるや、すぐさま右腕を掲げて豪快なラリアートを決め、直接王者から3カウントを奪取した。
最初で最後の前哨戦を最高の形で締めくくった小島は「いよいよ明日、長岡で雌雄を決する。ここまで来たら何も気負うところがなくて。頭の中がきれいさっぱり整理されて、いつもの小島聡で試合できる状態になっている」と豪語した。
先月の「王道トーナメント」初出場優勝から、2010年3月に陥落して以来、3度目となる3冠取りのチャンスを得た。「今日勝てたのは、運が良かったから。明日チャンピンになることも、きっと運が良かったと思うでしょう。だけど、それでいいと思う。運が良かったからここまでこられた。それだけでも、すごいじゃないか。30年以上、運がいっぱいあって、ここまでやってこられたって自分でわかっているんだよ。だから必ず、またベルトを自分の手に収めて、新しい小島聡を築きたいと思います」と一気に王道マットの頂点を狙う。
一方、敗れた優馬は「地元で勝つつもりだったのに…小島聡、全部お前のせいだ。でもな、明日のタイトルマッチに向けて、今日負けておいてある意味よかったと思ってるよ。なぜなら、負けて強くならないヤツはいないからな。小島聡、お前のおかげで俺はまた一つ強くなってしまったからな。お前を倒して、しっかり(ベルトを)守ってやる」。いよいよ決戦まで待ったなしだ。












