11月に現役を引退するDDTの赤井沙希(36)が、6人タッグ2冠王者に輝いた。

 27日昼のDDT後楽園大会に参戦後、夜は全日本プロレスの名古屋国際会議場大会にダブルヘッダー出場。坂口征夫、岡谷英樹との「イラプション」トリオで保持するKO―D6人タッグ王座と、全日本プロレスTV認定6人タッグ王者のATM&大森隆男&ブラックめんそーれとのダブルタイトル戦に臨んだ。

 先発を買って出た赤井は、得意の二段蹴りをめんそーれに命中させ会場を沸かせる。中盤ではベテランの隆男にひるむことなくエルボーを浴びせ、征夫、岡谷との好連係で敵軍を翻弄だ。さらに岡谷とダブルのブレーンバスターを隆男に決めて流れをつかむと、最後はATMに得意の新人賞(二段式顔面蹴り)を決めて3カウントを奪った。

ATM(左)に新人賞をきめる赤井沙希
ATM(左)に新人賞をきめる赤井沙希

 女子選手として全日本が管理する王座を初めて獲得した赤井は「全日本プロレスさんに初参戦させていただけて、偉大な先輩方と試合ができて光栄に思っています。私たちにベルトを取られてどんなお気持ち?」と問いかける。

 すると、めんそーれから「悔しいに決まってんだろ! イラプションは強かった。その強さの理由は赤井しゃき(沙希)、お前だ。もう一回挑戦させろ!」と9月3日の全日本アオーレ長岡大会で、隆男に代わってセンダイガールズのDASH・チサコを加えたトリオでの再戦を申し込まれた。

 征夫は「いつでもやってあげるよ」と承諾し、王座戦が決定的になった。