11月に現役を引退するDDTの赤井沙希(36)が、メモリアル試合3連勝を飾った。
27日の後楽園ホール大会で行われた「デビュー10周年記念試合vol.3」では、男色ディーノ(46)と対戦。序盤こそ奇襲攻撃からブレーンバスターを決められ主導権を奪われるも、ミドルキックを駆使し流れを引き戻した。中盤以降は圧倒。6日山形大会での鼻骨骨折からの復帰戦となったディーノは本調子ではなく、最後は赤井が顔面キックを狙ったところでレフェリーが試合を止めた。
3月21日に行われた10周年第1弾で男子プロレスラーの高梨将弘にシングルで勝利すると、今月13日の第2弾では雪妃真矢&朱崇花のトリオで、彩羽匠&山下りな&中島翔子組に勝っており、これで3連勝とした。
試合後はディーノから「(赤井は)強くなった。DDTを好きになってくれてありがとう」と声をかけられると、赤井は目に涙を浮かべながら熱い抱擁を交わした。
バックステージでは「ディーノさんのようにお客さんに安心感を与えられるような選手になれるよう、これからも走り続ける」と引退までの残り2か月半、ノンストップで駆け抜ける決意を示した。
この日の夜には、全日本プロレス名古屋大会にダブルヘッダー出場。KO―D6人タッグ王座を持つ坂口征夫、岡谷英樹とのトリオで、全日本プロレスTV認定6人タッグ王者のATM&大森隆男&ブラックめんそーれとのダブルタイトル戦に臨む。
赤井は「この気持ちを背負ったまま、名古屋に行く。DDTを背負って戦って、お土産にベルトを見せられるように」ときっぱり。史上初となる女子選手の全日本王座戴冠へ向け、これ以上ない弾みをつけた。













