全日本プロレスの〝最凶双子〟斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=39)が6日、故郷の宮城・角田での大会で綾部蓮&タロースの「タイタンズ・オブ・カラミティ(ToC)」を破り、世界タッグ王座返り咲きに成功した。
斉藤ブラザーズは3月の後楽園大会でToCに挑戦も約20分の激闘の末、ジュンが綾部のデスルーレットに屈して王座奪取に失敗。さらに4月のチャンピオン・カーニバル(CC)開催中にジュンは右眼窩底骨折と診断されて欠場を余儀なくされた。
だが、ジュンは5月17日に眼帯を巻いた〝独眼竜〟で復帰し、6人タッグ戦でToCの2人と対戦。CC公式戦を終えセコンドについたレイが綾部のコスチュームを食いちぎるなど大暴れした結果、綾部からV4戦の相手に指名されてこの日の王座戦となった。
試合は序盤からジュンがタロースとド迫力のぶつかり合いで、会場をどよめかせる。さらにレイも綾部と規格外の激突でやりあった。その後、戦いはリング上で収まらず、場外も飛び出して廊下や2階観客席で繰り広げられた。
場外戦では王者組に主導権を握られダメージを負った斉藤ブラザーズだが、中盤に眼帯を外したジュンが反撃に出て流れを引き戻しにかかる。だが、コーナーに上ったレイが雪崩式ブレーンバスターで投げられて集中攻撃を受けるなど、なかなかペースをつかめない。
それでも会場の「レイ」コールを背に、猛攻を耐えたレイが綾部のデスルーレットを踏ん張って、ブレーンバスターで切り返すことに成功。ここからジュンの援護も受けて相手を分断し、レイがアイスバインで綾部のアゴを打ち抜く。最後はレイがパワーボムの形で捕まえた綾部に、ジュンがトップロープからチョークスラムで叩きつける合体技を決め、3カウントを奪った。
鮮やかな兄弟連係で1年ぶりに世界タッグ王者へ返り咲いた最凶の双子は誇らしげにベルトを掲げる。レイは「世界タッグ、勝ったぜ。フー!! ここ角田で勝つことができて最高にうれしいぜ」と叫び、故郷の大歓声を浴び、ToCに「お前たちとのバチバチの試合、最高に楽しかったぜ。またやろうぜ。いつでも、待ってるぜ」と呼びかけた。
続いてジュンも「世界タッグ、奪い返したぜ。これもみんなの応援のおかげだ。ありがとう角田!」として拍手を呼ぶ。さらに「やっと甘いものの時間だな!」と話すと、レイは「いや、ビールの時間だ」と呼応。結局ジュンは地元・角田の洋菓子店の大福を、レイは角田のクラフトビールを手に久々の「モグモグタイム」に突入。最後は「角田、DOOM!!」の大合唱で締めくくった。












