全日本プロレス19日の後楽園大会で、世界タッグ王者の「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン、斉藤レイ(ともに39)が、関本大介、真霜拳號組の挑戦を下し、初防衛に成功した。

 試合は、パワーがぶつかり合う、激しい展開となった。場外乱闘も繰り広げ、ジュンは関本を、レイは真霜をそれぞれ痛めつけた。リングに戻ると、ジュンは真霜をブレーンバスターでぶん投げ、片足で踏みつけて屈辱的なフォールも見せた。

 対する挑戦者組からも、パワーとテクニックを駆使した攻撃に苦しめられた。ジュンは関本から強烈なエルボー、ブレーンバスターの猛攻にあい、さらには飛びついてのボディーアタックを決められた。斉藤ブラザーズの合体技・フォールアウト(雪崩式チョークスラム、パワーボム)も阻止され、レイは関本に真霜もろとも眉山で投げ飛ばされてしまった。

関本(左)を攻める斉藤ジュン
関本(左)を攻める斉藤ジュン

 しかし王者組は意地を見せた。レイが真霜へのビンタでアシストし、ジュンがラリアートをさく裂。最後は八木山サイクロンで真霜を沈め、激闘に終止符を打った。

 試合後、ジュンは「オレとレイは生まれてからタッグだ。リングで負けることはないが、またやれるのを楽しみにしてるぜ」と挑戦者組に言葉をかけた。そして、関本と真霜をリングに呼び、4人でアイスを頬張り、健闘をたたえ合った。

 また、次期挑戦者にはザイオン&オデッセイを逆指名。8月29日大田区大会でのV2戦が決定的となった。