新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」18日札幌大会のAブロック公式戦で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(32)が後藤洋央紀(47)に敗れ初黒星を喫した。
辻は今年1月のIWGPベルトの分解に始まり、2月大阪大会で発した当時の親会社・ブシロードへの発言、米国・AEWとの合同興行「Forbidden Door」(6月、米サンノゼ)のボイコット示唆など、常に議論を巻き起こし続けてきた。そんな言動にかみ付きイデオロギー闘争を呼びかけてきたベテラン・後藤との公式戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。
GTWからのGTRを回避した辻は、シルバーライニング(変型バスター)からジーンブラスターを狙う。これをキャッチされると、
昇天・改でマットに叩きつけられ窮地に陥った。
ならばと後藤のラリアートにカウンターのジーンブラスターをさく裂させて形勢逆転に成功。新必殺技のファイヤーブラスターで勝負を決めに行った。
ところがこれを村正(ニールキック)で迎撃されると、GTRで再逆転を許してしまう。最後は後藤革命を浴びて3カウントを奪われてしまった。
退場の際にはリング上の後藤から「この新日本プロレス、お前だけが背負っていると思うなよ。この俺だって新日本プロレス背負ってるんだよ。G1クライマックス優勝してもう一度お前の前に立ってやる。覚悟はいいか!」と決めゼリフを引用され宣戦布告された。「後藤、言い訳はしねえ。あんたの勝ちだ。あんたの覚悟が上回ったんだ…」と潔く敗北を受け入れた辻は、今後の結果でこの屈辱を晴らすことができるのか――。













