新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」18日札幌大会のBブロック公式戦で、IWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29=AEW)がドリラ・モロニー(29)に敗れ、黒星発進となった。
開幕戦(11日、米シカゴ)でカードが組まれなかった両雄は、この日がリーグ戦の初戦。かつて「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」で共闘した因縁の相手と激突したゲイブは、コール時にリングアナからマイクを強奪し「AEWイチバーン!」と叫び、会場から大ブーイングを浴びた。
試合が始まっても場外乱闘時にモロニーめがけてイスをぶん投げたかと思えば、GLOBALのベルトを投げ捨てるなどやりたい放題だ。大荒れの試合展開が続く流血戦の中、ゲイブはドリラキラーを回避してジャーマンスープレックスで投げ捨てる。さらには強烈なラリアート、垂直落下式ブレーンバスター3連発で攻め立てた。
雪崩式ブレーンバスターを阻止され、ダイビングエルボードロップ、スピアーで反撃を許したゲイブは、ラリアートにカウンターのスピアーを発射して再び攻勢に。ところが掟破りのドリラキラーをバックドロップで切り返されると、逆にO―KNEE(ランニングニーアタック)からパイルドライバーと掟破りのコンボで逆転を許してしまう。最後はドリラキラーでマットに突き刺されついに力尽きた。
まさかの黒星発進となったゲイブだが、バックステージでは敗者とは思えないコメントを連発した。「誰かが俺を倒さなきゃいけなかったはずだ。この団体のクソガキ全員が俺の背中を狙ってやがる。だが、俺を倒したのが日本人の男じゃなかったのは、マジで残念だよな?」と不敵な笑み。
その上で「お前らクソ野郎じゃ俺には勝てねえ。アイツはレベルが違う。俺と同じレベルだ。アイツは俺の兄弟だからな。もしタイトルマッチをやりてえと言うなら、俺はここにいる。時と場合によるけどな」とモロニーの実力だけは認めていた。












