選手間投票で選出された高卒3年目の山下舜平大投手(オリックス=20)が新怪物ぶりを見せつけた。20日のオールスター第2戦(マツダ)に先発した山下は初回、関根(DeNA)、佐野(DeNA)、秋山(広島)をオール150キロ超のド迫力ストレートで三者凡退に仕留めた。続投した2回には岡本(巨人)に左前打を許したが、牧には得意のカーブを投じ、最後は151キロで空振り三振。続く中田(巨人)は2球で三ゴロ併殺に打ち取り、堂々の球宴デビューを飾った。
2回を1安打無失点、1三振で18球を投げ終えた山下は「楽しめました。健矢さん(捕手・若月)のサイン通りに投げました。すごい打者しかいないのでホームランだけは打たれないよう気をつけました。野球の楽しさを改めて実感できた」と汗を拭った。
シーズンで効果的に使っているカーブが1球だけだったことには「ブルペンで投げる練習をしていたけど、サインが出なかったので…」と苦笑いしながらも「カーブは自分のバロメーターでもある。カーブがよければバランスがいいので、大事かなと思う」と続けた。
この2日間では佐々木朗希(ロッテ)と変化球の〝コツ交換〟もできたようで「いろんなことを勉強させてもらいました。自分からはフォークの握り、投げ方を聞いて(朗希には)カーブを教えてほしいということで聞かれました」。ストレート、カーブに続いて磨きを掛けたいとするフォークが「朗希直伝」となれば、これほど力強い武器はない。球宴をきっかけに山下がさらに〝大化け〟するかもしれない。












