フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(28)と高級ブランド・グッチの〝コラボ企画〟が初日から大盛況だ。

 グッチを身にまとう羽生が表紙を飾る女性誌「エル・ジャポン2023年8月号羽生結弦特別版」のプロジェクトを記念した写真展が28日、東京・中央区のグッチ銀座7階に新たに誕生した「グッチ銀座 ギャラリー」でスタート。会場内には同誌に掲載されたビジュアルとともに、写真展限定公開の作品が多数展示されている。

 入場には事前予約が必要で、当日10時からグッチのライン公式アカウントにて予約が始まった。あるイベント関係者は「本日は13~20時まで開催されましたが、案の定、本日分の予約枠がすぐに埋まったそうです。来場した人たちもSNSにいろいろ投稿してくださっています」と証言。リンク外の新領域でも圧倒的な人気を誇っているという。

 実際にツイッターでは羽生関連のワードが複数トレンド入り。ある代理店関係者は「グッチの起用がうまいのはもちろんだが、絵本や今回の写真展など、氷以外の部分で表現の幅を広げているのはネクストステップとして大成功なのでは。今後は最強のスケーターだけでなく、アスリートの表現者としての地位も確立するのでは」と指摘した。

 写真展は8月20日まで開催。今夏は銀座で〝羽生ブーム〟が巻き起こりそうだ。