楽天の田中将大投手(34)が7日の阪神戦(楽天モバイル)に先発し、5回を投げて8安打5失点(自責点4)で4敗目(3勝)を喫した。防御率4・24は規定投球回到達者の中でリーグワースト。この日は今季最多の4四死球と制球が定まらず「単純に力負けした部分はあった」と悔しさをにじませた。

 立ち上がりから振るわなかった。初回は一死走者なしから中野、前川に連打され、下位打線との対戦となった2回も一死走者なしから7番・ミエセス、8番・小幡に左前打を許した。いずれも踏ん張って無得点で切り抜けたものの、3回につかまった。

 先頭・近本への四球から前川の内野安打と大山への死球で一死満塁のピンチを招き、佐藤輝に走者一掃の適時三塁打で3点を献上。裏の攻撃で女房役の安田と辰己の2者連続本塁打が飛び出して1点差となったが、5回に自滅してしまう。

 一死走者なしから佐藤輝に2打席連続で三塁打され、梅野にはしぶとく右前にはじき返された。さらに三失で一死一、三塁と広がったピンチで、小幡に投前へのセーフティースクイズ(記録は犠打野選)を決められて2点を失った。

 前回5月31日のDeNA戦(楽天モバイル)では7回1失点で4月14日以来の白星を挙げたが、完全復調とはいかず「しっかりと映像を見て振り返る」と話した。今季は10度の先発でクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)は4度と安定感を欠く投球が増えている。