ノア14日の後楽園ホール大会で、杉浦貴(52)がGHCヘビー級王者のジェイク・リー(34)から次期挑戦者に指名された。

 杉浦はこの日、清宮海斗、小峠篤司、吉岡世起と組んでジェイク、アンソニー・グリーン、YO―HEY、タダスケ組と対戦。会場の大歓声を背にジェイクと対峙すると、スピアー、串刺しニー、エルボー連打と怒とうの猛攻を見せた。五輪予選スラムこそ逃れられるも、エルボー連打からキチンシンクを決めて王者にダメージを与えていく。

 チームも勝利を収めた試合後にはマイクを握ったジェイクから「ダメだ。抑えられないよ。杉浦選手、シンプルに言うよ。俺、あんたとやりたいんだ」と次期挑戦者に指名された。これを受け杉浦は「海斗じゃないのか。俺か。丸さん(丸藤正道)負けたしな。なにとぞ、試合お願いします」と受諾。王座挑戦が決定的となった。

「本当は両国(4日)で丸藤選手が勝てば、俺が一番に挑戦だって思ってたんだけど。ああいう形で負けてしまってね。うーんって思って。でも今日、王者から指名されたので。光栄なことで、行くしかないでしょ?」と出撃の決意を明かした杉浦。「俺が偉そうなことは言えないしね。まだでも、2回防衛でしょ? それでノアを分かったような、知ったような感じにしてほしくないんでね。俺もいるよって教えてやるっていうか、印象付けてやる」と、V14という同王座最多防衛記録保持者のプライドをのぞかせつつベルト奪取を誓っていた。