新日本プロレスのKUSHIDA(39)が、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(12日、後楽園で開幕)へ向け、強力な新兵器を会得した。

 KUSHIDAにとって、過去2回優勝を果たしているBOSJは5年ぶりの出場となる。開幕を目前に控えて向かった場所は、都内の柔術道場。そこで待っていたのは〝足関十段〟の異名を誇る総合格闘家・今成正和だった。

 今成の代名詞とも言えるのが、前転して相手の足に絡みつき足関節を狙う「今成ロール」だ。KUSHIDAはこの独特のムーブと高度な技術をプロレスに応用しようと考え、ポケットマネーをはたいて個人レッスンを依頼。今成も快諾し、約1時間の〝特訓〟が行われた。

今成(右)の指導を受けるKUSHIDA
今成(右)の指導を受けるKUSHIDA

 丁寧な指導で秘技を伝授されたKUSHIDAは「基本的にプロレスラーはみんな、ヒザが悪いですからね。階級の壁も越えられる関節技の素晴らしさ、世界に通用する日本の技術を学べて光栄でした」と意図を説明しつつ充実の表情。今成からも「飲み込みが早いので、さすがですよね。ちょっとやれば上手にできるはずなので、ぜひ使ってほしいです」と太鼓判を押された。

「99%やられてても一発で返せる武器というか、自分を助けてくれる技なんじゃないかなと。本人からの使用許可も得られましたので、これからさらに練習を積んで身に付けたいですね」とさらなる鍛錬を誓ったKUSHIDA。2017年大会以来6年ぶりの頂点を狙う。