原巨人に追い風を吹かすか。巨人の育成・田中豊樹投手(29)が支配下契約を結ぶことが分かった。

 田中豊は2015年のドラフト5位で日本ハムに入団。19年オフに戦力外となると、同年の合同トライアウトを経て巨人と育成契約。20年7月26日支配下昇格を果たし、以降は2年連続30試合登板を果たしたが、21年オフに右ヒジのクリーニング手術を受けるため育成契約へと移行した。

 今年のオープン戦では2試合に登板して2イニングを無失点。原監督も「久しぶりに豊樹らしい投球が見れましたね。しっかりとリハビリをしたという感じがしますね。(支配下復帰に向けて)いいラインにいるというところですね」と称賛していた。

 昨季の原巨人は守護神・大勢につなぐ7、8回の投手固定に苦しみ、勝利の方程式確立が大きな課題となっていた。田中豊は最速157キロの速球が武器のパワーピッチャーで、ロングリリーフもこなせる投手。後輩選手から「トニキ」の愛称で慕われる人柄も持っている。開幕を前にして、若手救援陣の多い原巨人に頼もしい一枚が加わることとなった。