巨人は16日のDeNA戦(東京ドーム)で4―3と破竹の5連勝を飾り、貯金を「4」に増やした。

 シーソーゲームを制した。序盤には「8番・三塁」で先発出場した浦田俊輔内野手(23)の同点タイムリーなどで試合を2度振り出しに戻すと、3―3で迎えた7回には今季3度目のリードオフマンを任された平山功太内野手(22)が無死から安打、二盗でチャンスをつくり、一死三塁からダルベックの投ゴロ間に気迫のヘッドスライディングで本塁生還。好走塁を見せ、決勝点をもぎ取った。

 昨年の秋季キャンプから、チーム走塁や打撃に特化した練習に取り組んでいた阿部ジャイアンツ。作戦戦略を担当している橋上オフェンスチーフコーチ(60)は「去年から比べればそういったこと(走塁や打撃)は内容的にも結果的にも現れていることが多いような気がします」と語っていた。

 また、この日は泉口友汰内野手(27)を2番に、吉川尚輝内野手(31)を3番に据えて試合に臨んだ。泉口は今季初の「2番」起用となったが5タコ。なかなか状態は上がらない。同コーチは2番起用の理由を「出塁数を稼ぐのはもちろんだが、打撃の調子があまりよくないので(阿部)監督の中では『つなぎ役』として、例えばエンドランだったら振らなきゃいけないような状況の方がプレッシャーもかからず、考えすぎずっていうことでの2番ではありましたね」と明かした。

 泉口は4月21日の中日戦前の練習中、顔面に打球が直撃して長野市内の病院に救急搬送され「脳しんとう、顔面打撲、口腔内裂創」の診断。脳しんとう特例措置の対象として出場選手登録を抹消された。今月4日に一軍復帰してからは9試合に出場し、32打数4安打と不調が続いている。