今年は〝動く〟のか、それとも…。今月26日に開幕する「セ・パ交流戦」を前に、日本ハム周辺がザワつき始めている。新庄剛志監督(54)がセ・リーグとの戦いを盛り上げるべく、何かしらのパフォーマンスを行うかどうかが不明だからだ。

 球界活性化を〝使命〟と心得る指揮官は例年、ファンを楽しませる目的で交流戦期間中に自身プロデュースのパフォーマンスを行うのが通例。2022年に行われた中日戦(札幌ドーム)では目玉が動く「おもしろメガネ」を着用して立浪監督とメンバー交換を行い、周囲の度肝を抜いた。

 さらに24年の阪神戦(甲子園)でも試合前のメンバー交換時に、自身が阪神入団当初に付けていた背番号「63」と「新庄監督」の文字が入った〝特製縦じまユニホーム〟姿で登場。当時阪神の指揮官を務めていた岡田監督を驚かせ、ファンからも大歓声を浴びた。そんな数々の「前例」もあるため、今季も甲子園から始まる阪神戦(25日~)を中心に「何かやるのではないか」という臆測がチーム周辺で飛び交い始めているのだ。

 ところが複数の関係者によれば、この新庄監督の恒例パフォーマンス、今季に関しては「微妙」な状況だという。ある球団関係者がこう話す。

「例えば一昨年の甲子園でのパフォーマンスは、岡田監督が新庄監督の現役時代のチームメイトであり、師匠のような存在だったことが大きい。親しい間柄だったからこそ、思い切ったパフォーマンスで盛り上げられたはず。でも、現在阪神の指揮を執るのは、新庄監督の後輩にあたる藤川監督ですからね。もちろん関係性は良好でしょうが、後輩監督を前にパフォーマンスは考えにくい。それに今、チーム状態も万全とは言えない。交流戦で上位浮上を狙うと宣言している新庄監督ですから、今年はどうか。こればかりは本人しかわかりませんけどね」

 新庄監督は先月30日の西武戦(ベルーナ)後、今季交流戦について「交流戦まで1か月。それまでに貯金を1つでも多く取って。でも、今年の交流戦、調子よさそうな気がするんですよね。そういう予感がします」と断言。1か月以上前から対策に自信をのぞかせていた。そんな思いもあるだけに…。指揮官は今季、これまで以上の「本気モード」で〝セ界粉砕〟に挑むのかもしれない。