第95回記念選抜高校野球大会の第8日(27日)第1試合は初出場の光(山口)が山梨学院に1―7と完敗。相手エースの林(3年)を攻略できず、宮秋孝史監督は「林くんのアウトローとまっすぐを予想以上に精度よく決められた。素晴らしいものがあった」と脱帽だった。

 2回に無死一、三塁から送球間に先取点を奪うが、その裏に先発の升田(3年)が同点に追いつかれると、中盤にも失点を重ね、8回途中を8安打、7失点で降板。山梨学院の勢いを止められなかった。宮秋監督は「升田は力みもあったし、前回ほどの調子ではなかった。打線は積極的に打ちに行く姿勢はあった。いい投手はなかなか打てないので、そこを捉えられるかどうか…。敗戦の糧として、またゼロから作り上げたい」と肩を落とした。

 升田は彦根総合(滋賀)との初戦で99球、3安打完封をやってのけ、チームに春夏通じて甲子園初勝利をもたらした。〝マダックス右腕〟として自信をつけ、課題も残った。「自分の力を出し切って負けた。山梨学院は甘い球をしっかり打ってくるし、抜け目がなかった。個人的にはまっすぐの制球力、どうやったら抑えられるか考えたい。夏は必ず山口を制して帰って来たい。甲子園で2勝したい」と前を向いた。