第95回記念選抜高校野球大会の第5日第3試合が22日、甲子園で行われ、21世紀枠で初出場した城東(徳島)のマネジャー・永野悠菜さん(3年)が、女子部員として初めてノッカーを務めた。

 東海大菅生(東京)との対戦は2―5で敗れたが、永野さんは「選手12人と同じグラウンドで戦うことができてすごくうれしかったです」と笑顔。仲間の戦いぶりに「みんな輝いていて、楽しそうにプレーしていた。笑顔でベンチに帰ってくるのを見るのが本当にうれしかったです」と振り返った。

 新治監督は「彼女自身が自分に何ができるか考えて、一歩踏み出してくれた。うまくいかない時もあったが、あきらめず続けた結果がこの場所。ノックを打った後に彼女の口から『幸せな時間でした』と聞けて胸が熱くなった」と感慨深げに話した。

 また、この日の第1試合に出場した光(山口)の女子マネジャー・西原さくらさん(3年)もノック補助で初めて聖地に。「甲子園球場に立てたことで感動しました」と語っている。

 2022年7月に試合前ノックのボール渡しなどの練習補助、試合中に審判にボールを渡す「ボールパーソン」が認められている。