第95回記念選抜高校野球大会の第8日3回戦は26日、天候不良のため中止となった。これにより準決勝翌日の休養日がなくなり、決勝戦は4月1日のままとなる。

 第3試合に登場する予定だった広陵(広島)の小林隼翔主将(3年)は対戦の持ち越しに「気持ちを切らさずに集中していこう、とミーティングで話した。だらけないようにという意識だけを持っている」とコメント。初戦で二松学舎(東京)を相手に5―0と快勝したことで「甲子園の雰囲気にも慣れて、自信もついた」とチームの雰囲気にも不安はない。
 
 相手となる海星(長崎)のエース・吉田には「冬に左投手を打ち崩す練習もしてきた。自分たちがやってきたことを出せる試合かなと思っている」と迎え撃つ準備もバッチリ。また「打たせて取りにくるチームなので、打たされずに自分たちで打ちに行って点を取ることが大事。足を絡めての試合運びなので守備でバタバタしないようにしたい」と冷静に分析しており、勝利へ余念ない。

 そんな広陵を率いる中井監督は一回戦で4打数3安打1打点と確かな成績をマークした注目のスラッガー・真鍋に対し「大したことない。お前は甲子園で打てん、とずっと(真鍋に)言ってきてるので。周りの子が打ってくれると思います」と評価。重圧を感じさせないためなのか辛口気味だ。

 それでも、選手たちに絶大な信頼を寄せる指揮官。「信じることしかできないので。やってきたことを出し切ってくれたら」と何度も口にし「絶対勝ちます」とキッパリ宣言。勝利を確信している。