侍ジャパンが第5回WBC1次ラウンドを、無敗で突破。その強さを世界に見せつけている。その一方、なかなか結果の出ない4番・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)にも注目が集まっている。

ベンチで頭を抱える村上
ベンチで頭を抱える村上

 村上がヤクルトに入団した際に編成担当(シニアディレクター)としてかかわり、プロ1、2年目の監督を務めた小川淳司GM(65)は村上の現状についてこう語る。

「調子の波ってのは絶対あるしね。国際大会において、ストライクゾーンの違いとか、ボール球を振らされて調子を崩されるってのはよくあることだし」

 大谷の後ろを打つ、日本の4番を背負う重圧ももちろん感じているだろう。「今は(不振に陥る)いろんな要素があるよね」と分析した。

 それでも11日のチェコ共和国戦、12日のオーストラリア戦では、シングルヒットながら2試合連続で安打が出た。四球での出塁や犠飛による打点もある。

 小川GMは昨シーズン最後の打席で日本選手最多となる56号を放った村上を信頼している。

「それでもやっていくしかない。(準々決勝からは)打ってほしいね」

 侍ジャパンでかけがえのない経験を積んで、さらにパワーアップした村神様の帰還を心待ちにしている。