これぞ〝WBC効果〟だ。中日のドラフト6位・田中幹也内野手(22=亜大)が12日のDeNA戦(横浜)で4打数3安打2打点と活躍し、チームは8―0と完勝した。
これでオープン戦6試合で22打数8安打の打率3割6分4厘と12球団トップに浮上。好調のきっかけには2人のWBC戦士の存在があった。
2日に行われた侍ジャパンとの合同練習(バンテリン)で対戦したダルビッシュ(パドレス)から右前打をマークしたことで〝覚醒〟。翌3日の強化試合でも先発の今永(DeNA)から左前打を放った。「あの1本が出てから気持ち的に変わったのかなと思う」と〝ダル打ち〟ですっかり自信がついたと明かす。
さらにWBC中国代表の梁培(りょう・ばい)外野手の存在も発奮材料になっている。梁培は日本生まれ、日本育ちで田中と同じ東海大菅生高(東京)の2学年先輩で9日の日本戦(東京ドーム)で2番手・戸郷(巨人)から左翼席へ本塁打を放った。田中は「高校の時にお世話になった本当にやさしくていい先輩。ああいう大舞台でもしっかり活躍されているのは自分の中でも刺激になるし、本当に負けないぞという気持ちでやってます」と励みになっている。
ドラ6ながら二遊間での開幕スタメン入りが濃厚となっている田中だが「このまま慢心せずに、まだまだレギュラーが決まっているわけではないので。1年目で、これからアピールしていく立場ではあるので本当に地に足をつけて、謙虚にやっていきたい」と気を引き締めている。











