悩める侍の4番・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)に2本目の安打が飛び出した。
前日11日のWBC1次ラウンドB組チェコ戦(東京ドーム)では8回に右前打を放ち、WBC15打席目で初安打を記録していた村上。長く苦しいトンネルから見えた一筋の光明に「素直にうれしい。やっと打てたので、明日から波に乗って打線の役割を果たせるように頑張りたい」と安堵の表情を見せていた。
その流れで迎えたオーストラリア戦(同)も、村上は「4番・一塁」でスタメン出場。第1打席は3番・大谷翔平投手(28)の看板直撃先制3ランで、場内が沸騰した直後だった。2ボールから豪州先発左腕・シェリフのチェンジアップを高々と打ち上げたが、柵越えとはならず、中飛に終わる。
第2打席はヌートバー、近藤の連続適時打で日本が2点を加点し、大谷が申告敬遠されて迎えた一死一、三塁の場面。ここで村上は2番手右腕・ウィルキンスのチェンジアップを引っ掛け二ゴロに倒れてしまう。
さら一死満塁で迎えた4回の第3打席では、3番手・タウンゼントの外角スライダーに空振り三振。今大会7つ目の三振は、まだ打席での迷いが見えた。
だが、6回の第4打席で意地を見せる。5番手右腕・ヴァンスティーンゼルの147キロ速球を逆方向、左前打とし、2試合連続安打をマークした。ベース上で2度目のペッパーミル・パフォーマンスも。8回の第5打席では四球を選び、1次ラウンド4試合の成績を14打数2安打(打率1割4分3厘)2打点7三振5四球とした。












