巨人・原辰徳監督(64)が12日に「サンデーモーニング」(TBS系)にリモートで出演し、WBC日本代表の主砲・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)の復調を予告した。

 この日の阪神戦(甲子園)の前に宿泊先のホテルから番組に参加。侍ジャパンの今後について、スタジオ出演した江川卓氏から「問題は日本の4番の村上さんの調子がちょっと悪いので。(前夜に安打を)打ったんですけど、そのへんを原さんがどう考えているのか聞いてみたいですね」と話を向けられた。

 原監督は「昨年の村上くんにしたら、今はちょっと程遠い状況になっていますね。前に(3番打者で)大谷がいるというのが非常に意識が過剰になっているというか」とし「積極性というものが今ちょっと足りない。見逃して見逃しているような。打ちにいった時にボール球を打っているような感じがしますね。すべてのボールを打ちにいって、打つボールは打つ、見逃すボールは見逃すという形になったら彼本来の良さが出てくると思います」と分析した。

 ただ、そこは令和初の3冠王だ。昨季も散々痛い目に遭わされ、〝村上様〟の実力に疑いの余地はない。

「(打順の流れも)慣れてくるでしょうから、今日あたりから打ち始めるんではないかと思いますが。リラックスしろなんて言っても、リラックスなんかできる環境じゃないですね。日の丸の重圧を感じて、その重圧をパワーに変えないといけないわけですから。すべてのボールを打ちにいって、打つボールは打つ、見逃すボールは見逃すという形になったら、彼本来の良さが出てくると思います」

 村上は四球を選んだり、進塁打を放って3連勝には貢献してきたが、なかなか一本が出ず、前夜のチェコ戦で15打席目にして〝初安打〟をマークした。3大会ぶりとなる侍ジャパンの世界一へ、主砲の復調は欠かせない。熟練指揮官の〝予言〟は的中するのか――。