とうとうスペインにまで…。ドジャースの有望株、ダルトン・ラッシング捕手(25)の暴れっぷりがさらなる広がりを見せている。

 ラッシングは14日(日本時間15日)のジャイアンツ戦に「7番・捕手」で先発出場。3打数無安打に終わったが、4人の投手をリードして5―2の勝利に貢献した。また、マスクをかぶる中ではファウルチップが顔面のマスクを直撃した球審にすぐさま寄り添うなど、直接勝敗に関わらない場面での〝ファインプレー〟もあった。

 しかし、多くの米メディアに取り上げられたのは打席とその後の振る舞い。2回の第1打席でABSチャレンジに失敗して見逃し三振に倒れると、ふてくされたような態度を見せ、空振り三振を喫した2打席目の後にはベンチで自分のバットを真っ二つにへし折った。

 さらに、6回のチャンスでまたしても三振に倒れたラッシングは、ベンチに戻りながらバットをで自分のヘルメットを「ゴンゴンゴン!」と叩いて悔しさを爆発…。何かと感情が豊かで、試合とはあまり関係ないところで話題を振りまく格好となった。

 これまでにもラッシングの〝激情型〟ともいえる問題行動は指摘されてきたが、この日はついに別の国の大手紙でも報じられた。スペインの「マルカ」(電子版)はラッシングの行動について「感情が表に出ることは必ずしも問題ではない。野球は日々の失敗の上に成り立つスポーツで、若い選手たちは結果が出ない時期をどう乗り切るかを学ぶためにしばしば時間を要するものだ」と一定の理解を示した。

 しかし「ラッシングの場合は無視できなくなってきている」と4月のジャイアンツ戦でイ・ジョンフ(李政厚)に暴言を浴びせた一件などに触れ「その鋭さが彼の原動力になるなら有益なことだ。しかし、それが物語の軸になってしまうと問題だ」とクギを刺すことを忘れなかった。