巨人の森田駿哉投手(29)が3日のオリックス戦(東京ドーム)の2回から緊急登板し、4回1/3を投げ、3失点、4奪三振。ロングリリーフで試合を立て直し、先発投手のアクシデントによる窮地を救った。
巨人は序盤に思わぬ事態に見舞われた。先発の戸郷が2回、紅林へ投じた131キロのフォークが抜け、ヘルメットの左頭部をかすめる死球となった。危険球と判定され、戸郷はわずか14球で退場となった。
マウンドには急きょ左腕の森田が送り出された。十分な準備時間がない中での登板と見られたが、無死一塁から山中を遊飛、西野を二ゴロに打ち取り、最後は若月を147キロ直球で空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。
3回以降もマウンドに立ち、5回まで無失点。しかし0―0の6回、連打で無死一、三塁のピンチを招くと、中川に適時打を浴びて先制を許す。無死満塁では山中の犠飛で追加点を失うと、一死二、三塁となった場面で3番手・高梨と交代した。なお、高梨が押し出し四球を与えたため、森田の失点は3となった。
森田は試合後「ブルペン10球ちょっと、マウンドでも10球ぐらい投げました。トータルで20球くらい。思ったよりはゆっくり準備できたと思う」と緊急登板の舞台裏を説明。「ああいう状況でも試合を作れるように、常にいつ呼ばれてもいいように準備していかないといけないと思っているので、そこを継続していきたい」と頼もしく語った。
また、杉内俊哉投手チーフコーチは「よく頑張ってくれましたよ」と難しい場面でも仕事を果たした左腕にうなずき、「こういうところで実績結果出してローテで回れるようなピッチャーになったらいいなと思います」と今後にも期待を込めた。












