ノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(26)が、ジャック・モリス(29)とのV4戦(12日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)で新境地を開拓する。21日の東京ドーム大会で控える新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35)とのシングルマッチを見据えたもので、清宮が狙うのは――。
21日の東京ドーム大会でオカダとの大一番を控える清宮。その前に行われるモリスとのタイトル戦に向け「先のこともあるけど、そこだけ見るわけにもいかないので」と力説。20代同士のGHC戦を「これも今しかないと思うんですよ。だからこそ、今を伝えたい」と位置づけた。
V4への自信は揺るぎないが、唯一警戒するのが挑戦者が持つ自意識だという。モリスは1月にジェイクが立ち上げた容姿端麗な男前のみが属することを許される「GLG」の一員。この点について「僕は自分のビジュアルに対して自信を持ったことがないんですよ。もちろん、プロレスに対しての自信はありますけど。だから、自分で自分のことを『イケメン』って言えちゃうのって理解できないところがあるんです」と語る。
だが、この種の選手と戦うことが、自身の成長につながると確信している。そこで「脅威だけど、同時にこの試合で理解できるようになりたいんですよ。理解し、吸収し、勝つ。ナルシシズムをこの試合で自分の中に取り込んでいきたいです」と目を光らせた。
まだまだ発展途上の王者であると自覚するからこそ、試合で進化しようとしているのだ。「一つひとつ上がっていくように、東京ドームまで行きたい」
ナルシシズムを極めた存在でもある武藤敬司の引退する東京ドームに向け、GHC王者が新たな〝武器〟を手に入れる。












