西武・岡田雅利捕手(33)が24日、22年目のベテラン・栗山巧外野手(39)と共に自主トレを公開した。

 同じ捕手の斉藤誠人も含めベルーナドームに隣接する狭山不動尊で階段駆け上がり、坂道ダッシュなど基礎トレーニングに汗を流した岡田は、昨年受けた2度目の左ひざ手術に関するリハビリ状況についてこう語った。

「歩くと(患部が)まだ痛いんですよね。走っている方が楽。全く痛みを感じない。前回(2019年)とは逆ですかね。日常生活がつらいというのは少し問題ですけど、しばらく様子を見ながらやっていきます」

 2013年のドラフト同期で母校・大阪桐蔭の後輩、森友哉捕手(27)がオリックスへ移籍し、今季は柘植、古賀らとともに「捕手陣」が団結して扇の要を守っていかなければいけない年。その中心的役割を担う存在だけに、古傷の回復が待たれる。