お騒がせ男がついに制裁された。新日本プロレスの年間最大興行となる4日の東京ドーム大会で行われたNEVER無差別級選手権は、王者のカール・アンダーソン(42)がタマ・トンガ(40)に敗れ、王座から陥落した。

 ゴング前にベルトで殴打した王者は、ロケットキックでタマを場外へ吹っ飛ばす。場外花道ではバーナードライバーを決め、挑発的なポーズで観衆をあおった。さらに〝元祖〟の使い手としてガン・スタンを執拗に狙い、トップロープからのリバース式ガン・スタンで挑戦者を追い込む。

 だが、トドメのガン・スタンを狙ったところをこらえられ、コーナー2段目からの飛びつき式ガン・スタンの餌食に。最後は正調のガン・スタンをモロに食らい、3カウントを献上した。

ガン・スタンをきめるタマ・トンガ(右)
ガン・スタンをきめるタマ・トンガ(右)

 昨年11月5日の大阪大会ではヒクレオとのV2戦が決まっていたが、アンダーソンは古巣の米WWEに復帰。V2戦と同日のサウジアラビア大会に出場するというダブルブッキング騒動を起こしたが、新日側からの処分はなく王者として君臨し続けてきた。

 ベルトを失った暴君は、これで新日マットに別れを告げるのか――。