新日本プロレスのIWGPタッグ選手権(4日、東京ドーム)は、「ワールドタッグリーグ」覇者の「毘沙門」こと後藤洋央紀(43)、YOSHI―HASHI(40)組が王座奪取に成功した。

 昨年6月の新日本と米AEWの合同興行でAEWのFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)に流出したベルト奪回をかけ、毘沙門が絆を武器に立ち向かった。

 だが、なかなか王者組の牙城を崩せず、苦しい時間帯が続いた。YOSHI―HASHIがウィーラーのトペを食らうと、後藤も雪崩式ブレーンバスターからのダイビングボディープレスの連続攻撃を食らい、分断されてしまう。

 消灯(合体バスター)は何度も空を切ったが、少ないチャンスを逃さなかった。後藤がウィーラーをラリアートで場外に排除するや、残るハーウッドの後頭部めがけてラリアートを命中。すかさずYOSHI―HASHIがトラースキックを決め、渾身の消灯がズバリ。1年前の1・4ドームで同王座を初戴冠した2人が、同じ場所で2度目の王座に返り咲いた。

 YOSHI―HASHIが「どの世界レベルのタッグチームと戦っても、絶対に俺たちが勝つという自信が今はある」と豪語すると、後藤も「よっちゃん(YOSHI―HASHI)が俺のパートナーであったこと、それが一番だと思います。先輩、後輩を超えたものが俺たちにはある」と相棒をねぎらった。

 ワールドタッグリーグ2連覇にIWGPタッグ王座奪取。勢いに乗る毘沙門が、2023年のタッグ戦線をけん引する。