全日本プロレスの3冠ヘビー級&世界タッグ王者・宮原健斗(33)が、王者での主要団体出撃を示唆した。

 2日の後楽園大会では大日本プロレス・野村卓矢との世界最強タッグ決定リーグ戦覇者コンビで、諏訪魔&KONOから世界タッグ王座を奪取。3冠王座と2本のベルトからなる世界タッグ王座を同時戴冠する〝5冠王者〟として、3日の後楽園大会ではパートナーの卓矢と3冠王座をかけて激突した。

 意地と意地がぶつかり合った一戦は終盤まで一進一退の攻防が続いたが、最後は宮原が渾身のシャットダウンスープレックスホールドで勝利。試合後は青柳優馬と新日本プロレスの永田裕志から挑戦を表明され、2月4日の八王子大会で優馬とのV4戦が確実になった。

 2日間の正月決戦を制し、最高の形で2023年のスタートを切った宮原は「ゼンニチ新時代は始まってるからな!」と豪語。今後は団体を守るだけでなく、積極的な攻めに転じる。それが他団体参戦だ。

「安売りするつもりはないので、限られた回数しかないと思うけど」と前置きしつつ、新日本プロレスやノアマットへの参戦について聞くと「その数回は、刺激的なものにするつもり。対戦相手や状況が、プロレスファンにとってウキウキするようなものだったら、あり得るでしょうね」。意味深な笑みを浮かべた。

 昨年は単発のイベント興行を除くと、他団体に参戦したのは8月のGLEAT後楽園大会だけ。16年に全日本のエースに就任してからは新日本やノアへの参戦経験はなく、実現すれば、宮原のプロレスラー人生でも大きな転換期となる。

「2023年は広い視野で全日本を広めないといけないというのは、僕の使命だと思っている」。いよいよ本格的な他団体侵攻がスタートするのか、最高男の動向に注目だ。