背番号7が帰ってきた。広島から無償トレードで巨人に復帰した長野久義外野手(37)が15日に、都内のホテルで原監督と共に入団会見を行った。
5年ぶりの古巣復帰という事もあり、やや緊張した表情で会見場に姿を現した長野。「久しぶりにジャイアンツに復帰することになりましてすごく楽しみですし、とにかく今はやる気に満ち溢れています」と決意を新たにすると、トレードマークでもあった背番号7についても「慣れ親しんだユニホームではありますが、また新しい気持ちでルーキーのように頑張りたいと思っています」と意気込んだ。
指揮官も喜びを隠せない様子。横で見守っていた原監督は「本日、めでたくジャイアンツ、長野、また誕生という事になりました。年月は経ちましたがまたジャイアンツに戻ってきて、非常に待ちに待った背番号7番、というものがあったんですね。これも偶然ではなく必然ではあったのかなと思っています」と満面の笑みを浮かべると、「長野というプロ野球選手は愛され、まだまだこれからもひと華ふた華咲かせてくれるだろうという期待のもと、今日が誕生した」と最大級の賛辞の言葉も贈った。
来季の長野には「レギュラー奪取」と「若手への教育的立場」の2つの期待がかけられているが、長野自身は「あんまり見本にはならないと思うので…中島さん等々、先輩方がいらっしゃるので、その先輩たちの後ろについて、若い子たちとの間に入っていけたらいいのかなと思います」と謙遜。それでも「向こう(若手)からどんどん来てほしいですね。めちゃくちゃ人見知りなんで」と茶目っ気を出しながら迎え入れる姿勢を見せた。
ヤングGとのやり取りを巡っては、今春にこんな珍ハプニングも…。「湯浅って5年目ですか? 今年春のキャンプで会ったんですが、あいつ『初めまして』の体で来たんですよ(笑い)。一緒に1年やってるのに。『あれ、やってなかったかな?』と思いながら。そういう選手もいるかもしれないので、逆にそれくらいの選手は『一緒にやってます』って言ってほしいですね(笑い)。初めまして体で来たんで僕も『騙された!』って。どんどん話しかけてほしいですね」と当時の舞台裏を明かした。
とにもかくにも、巨人を知り尽くした男の復帰はチームにとって大きな好材料。マルチな活躍で戦力の底上げに一役も二役も買ってくれるはずだ。












