究極の〝陽キャラ軍団〟に大変身!? 屈辱のBクラスに沈んだ原巨人の雰囲気が激変だ。球団は今季限りでソフトバンクを退団した松田宣浩内野手(39)の獲得に向けた交渉を本格化させる見込みで「巨人・熱男」の誕生が現実味を帯びてきた。「ヤジ将軍」として名をはせた大久保博元打撃チーフコーチ(55)を筆頭に長野久義外野手(37)の電撃復帰…。何だかすごいことになりそうだ。

 東京ドームに「熱男~!」の大絶叫がこだまするかもしれない。すでにトライアウトが終了し、全球団が自由契約となった選手との交渉が可能。その中で巨人は松田の獲得へ、交渉を進めていく方針だ。

 今季の松田は出場機会を減らし、自己最少の43試合の出場。打率2割4厘、0本塁打、7打点と不本意なシーズンとなった。ソフトバンクの来季構想からは外れたものの、本人は「まだまだ体が元気。大好きな野球を自分からやめるという決断には至らなかった。チャンスがあれば、違うチームで野球をしたい」と他球団での現役続行を希望している。

 すでに大ベテランの域に入っているものの、巨人側はさまざまな「戦力」として評価。さらに本塁打を放った後に見せるパフォーマンスだけでなく、常に全体を見渡しながらチームを鼓舞するスタイルは球界内でも貴重な存在と見ている。

 ソフトバンクで長らく活躍した松田の獲得が実現すれば、リーグ4位に沈んだ〝悪夢〟をも消し去りそうな補強となりそうだ。

「デーブが来て毎日うるさくなっただけでも十分に雰囲気は変わったけど、まさかのチョーさんも帰ってくる。そこへベンチでも守備についても叫んでいる熱男もとなれば、もうキャラが濃すぎて何のチームか分からない(笑い)。今年がああいう結果になったので、それこそが監督の狙いなのかもしれない」(チームスタッフ)

 楽天で監督も務めた新任の大久保コーチはナインをマシンガントークでイジり倒し、FAの人的補償で広島に移籍した長野が無償トレードで5年ぶりとなる巨人復帰も決まった。そこへソフトバンクの中心選手、ムードメーカーとして活躍した松田が加われば、チームはとてつもなく明るいムードに包まれそうだ。

 原監督は常々「アスリートは『陽』であるべき」と説く。「いろいろなものを持ち合わせているのが『陽』だと俺は思う。喜怒哀楽、涙が出たりね。喜怒哀楽を持つことができない人は『陰』だと思う」。ともに笑い、ともに泣く。まさに松田は指揮官が描く理想の野球人の一人でもある。

 10日の宮崎秋季キャンプでは原監督が球団公式のインスタライブにサプライズ出演。唐突に「かなりのベテランの野球経験を持ち、ジャイアンツにはとても必要な戦力として、新たな選手を近いうちに発表しようというふうに計画しています」と思わせぶりな発言も発した。さすがに名前までは明かさなかったが、〝熱男獲り〟へ全力を注ぐ。