一軍戦力を証明する14球で鷹党をうならせた。ソフトバンクの田中正義投手(28)が25日、ロッテ戦(ペイペイ)に7回から2番手で登板。打者3人を空振り三振、見逃し三振、一ゴロに抑えて1回無失点。弾丸のような真っすぐがミットに収まるたびに、本拠地ファンが沸いた。

 6年目右腕は「久しぶりの登板だったので不安もありましたが、自分らしいパフォーマンスが出せたと思います。残り試合も少ないですが、チームの勝ちに貢献できるように明日からも頑張ります」と、言葉に力を込めた。

 田中正は8月に中継ぎとして昇格して3試合に登板したが、新型コロナに感染して離脱。今月14日に再昇格したが、登板機会がなく、この日が約1か月ぶりの一軍マウンドだった。今季登板4試合ながら、すべて三者凡退。一軍の舞台で確かな実力を証明している。

 この日は左精巣の腫瘍摘出手術から復帰した大関も好投。シーズン最終盤、疲弊する中継ぎ陣に貴重な2枚が加わった。