ロシアのフィギュアスケート女子選手が、指導者らに繰り返し容姿を侮辱される精神的虐待行為を受けたと告発し、物議を醸している。
過去、ロシア選手権6位などの成績を持つエリザベータ・ヌグマノワ(19)はロシア「マッチTV」のインタビューで、指導を受けるエフゲニー・ルカビツィン氏らコーチグループから受けた行為を非難した。
「チームではよく『太っているから、うまくいかない』と言われていた。『その身体じゃ、SNSでも誰にも必要とされない』とも」と語ったヌグマノワ。「やせろ」と繰り返し叱られ続けてきたという。さらに同選手は、終了したばかりの今シーズンでは指導者がいなかった告白。ルカビツィン氏らから「氷の上で音楽を流す資格はない。お前はここでスケートをする資格はない」と告げられ、結局、ジュニア選手とともに自主トレーニングをしていたという。
「この指導者チームは常に選手をいじめている。『いつでもスポーツ界から追放してやる』と脅迫も受けた」とも告発したヌグマノワ。この衝撃告白に、ロシア・フィギュア界は騒然だ。
重鎮コーチのタチアナ・タラソワ氏は指導者の肩を持った。「スポーツ24」によると「ナンセンス。ルカビツィンが誰かを侮辱しているということはありえない。素晴らしいスタッフがいて、選手との関係も素晴らしい。ヌグマノワが言っているのは、どんな侮辱なの? ただ『やせた方がいい』と言われただけ。そして、それは真実なのです」とコメント。
一方で、男子のアンドレイ・モザレフは「スポーツ」に「今シーズンは、ほぼ毎日、練習後に涙を流している彼女を見た。同じリンクで滑っているので。彼女は私に近況を話してくれた。私は彼女の誠実な幸運を祈りたい。私は彼女をよく知っています。彼女は親切で正直です」とヌグマノワを支持した。
強豪選手を次々と輩出してきたロシア女子の闇は深そうだ。












