阪神が18日は広島戦(マツダ)で主砲・佐藤輝明内野手(26)を欠きながら7―2で大勝した。チームとしては3連勝、対広島には6連勝フィニッシュで球団最多タイの同カード年間19勝目(6敗)と圧倒的強さを示した。

 試合後はメンバーそろって左翼席に陣取った虎党にあいさつ。藤川球児監督(45)は「誇らしく、今日出た選手も活躍できましたし、いい報告ができました」と満足げな表情を見せた。

 先発した大竹は5回5安打2失点で今季9勝目。3点リードの5回に2点を失い「追い上げられる形で5回で交代となってしまい悔しい」と話したが、追いつかれることなく3年連続の2桁勝利に王手をかけた。すでにリーグ優勝を決めた今季7度目の広島戦でも6勝目と〝カープキラー〟ぶりは健在だった。

 打っては3回に森下が自己最多を更新する先制22号2ランを放てば、6回には来日1年目のヘルナンデスが左越えへ1号ソロ。7回は大山が8年連続2桁本塁打となる10号2ランを叩き込み、佐藤輝の不在を感じさせない破壊力を見せつけた。

 優勝決定後の5試合は1勝4敗とスローダウンしたかに思われたが、この日の白星で今季最多タイの貯金33となった。藤川監督は「自分たちは向かうところがある。(主力選手の)カバーとかではなく自分が出たらこうすると考えながら出てると思います」とポストシーズンへの準備も着々。リーグ優勝を決めても層の厚さ、バリエーションの多様性を求め虎がまい進している。