ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースが苦戦を強いられている。
9月はパイレーツ、オリオールズとの6連戦に5連敗を喫する最悪のスタート。いずれも地区の最下位に沈むチームを相手に貯金を稼ぐどころか借金を増やす結果に終わった。その間、同地区の2位・パドレスも2勝4敗と足踏みしたため首位を奪われることはなかったが、8日(日本時間9日)時点で1ゲーム差まで肉薄された。
そうした中、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は9日(同10日)、MLB専門チャンネル「MLBネットワーク」の司会者、ブライアン・ケニー氏が放った皮肉を紹介した。
ケニー氏は番組内で「申し訳ないが、これが過去2年間で18億ドル(約2700億円)を投じたディフェンディングチャンピオンだ。世界的に買収を続ける現代の帝国であり、すべてを完璧にこなすクラブだ」と発言。2年前は大谷翔平投手(31)と10年総額7億ドル(約1015億円)、山本由伸投手(27)と12年総額3億2500万ドル(約465億円=いずれも契約時)の超大型契約を締結。昨オフもブレーク・スネル投手(32)に5年総額1億8200万ドル(約282億円)、タナー・スコット投手(31)に4年総額7200万ドル(約112億5000万円)と豊富な資金を投入してさらなる戦力増強を図った。
だが、これだけの戦力をそろえながら独走できておらず、同誌は「ケニーが今季のドジャースの戦いぶりに抱く懸念はほぼその通りだ。特にここ8週間は顕著。7月上旬に9ゲーム差で首位を走っていたが、そのリードをわずか1か月で失った」「パドレスが苦戦していなければ、とっくに上回っていただろう」と同調した。
大谷は二刀流を復活させ、攻撃面では本塁打王争いを展開。山本も11勝を挙げてエースの働きを見せているが…。投打に故障者が相次ぎ、浮き沈みも激しい今季のドジャースは難局を乗り切れるのか。












