メッツのフアン・ソト外野手(26)が新天地で大きな進化を見せている。
ヤンキースからFAとなった昨オフにMLB史上最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=契約時)でメッツに加入。開幕当初はなかなか調子が上がらず、バッシングも浴びたが、やはり実力は本物だ。7日(日本時間8日)終了時で打率2割6分2厘ながら、38本塁打は大谷(ドジャース=48発)に次ぐナ・リーグ3位。93打点も同3位で、気づけば攻撃面の成績は軒並み上位に上げてきた。
そして今季最大の変化は機動力だ。昨季までキャリア最多の盗塁数は2019年と23年にマークした「12」。しかし、今季はすでに「29」と大幅に上回っている。
この化けっぷりに米スポーツ専門サイト「アスレチック」は「メッツで初めて40―40を達成する選手になれるだろうか」と検証。その中でソトがリチャードソン一塁コーチとこんなやりとりをしていることを伝えている。
「おい、お前は自分が速いと思っているだろ」「俺は速い」「違う。お前は全然速くない」
冗談交じりに豪語するソトをたしなめるような会話があるというが、毎日ベースランニングを行い、同コーチとさまざまな情報を共有し、走塁技術の向上に努めているそうだ。
ソトが「40―40」を達成するためには、残り19試合で2本塁打と11盗塁が必要となる。その強みとなるのがリーグトップに立つ出塁率4割1厘で、大谷の3割8分9厘をも上回る。同サイトは「8月以降の出塁率は4割5分7厘。9月の第1週までにソトは3盗塁。このペースを維持すれば、今月だけで10盗塁近くを追加し、シーズン通算で40盗塁前後となる見込みだ。決して非現実的ではない」と占った。
昨季は大谷が54本塁打、59盗塁でメジャー史上初となる「50―50」の快挙を達成。ソトもどこまで迫れるのか見ものだ。












