ブルージェイズの岡本和真内野手(29)は10日(日本時間11日)に本拠地トロントでのエンゼルス戦に「4番・三塁」で先発出場し、4打数1安打1打点だった。打率2割4分8厘。チームは1―6で逆転負けした。

 ロジャーズ・センターの地元ファンが大歓声を上げたのは初回だった。二死二塁で右腕ソリアーノと対戦。母の日仕様のピンク色のバット、スパイク、ソックス、アンダーシャツ、手袋で打席に立った。フルカウントからの6球目、内角低めの96・8マイル(約155・8キロ)のシンカーにバットを振り抜くと、打球速度101・7マイル(約163・7キロ)の痛烈なライナーは三塁手のグラブの上を越えて左翼線を破る先制適時二塁打となった。9戦連続安打だ。5球目はほぼ同じコースの96マイル(約154・5キロ)のシンカーを空振りしていたが、すぐ修正した。その後は中飛、見逃し三振、中飛だった。3、4月は30試合で5本塁打、15打点をマークするも打率2割1分8厘と苦しんだ。しかし、5月は9試合で打率3割4分3厘、5本塁打、11打点と好調。10本塁打、26打点、長打率4割8分3厘、OPS0・814はチームトップだ。守備でも再三、好守を披露。今や欠かせない存在だ。

 開幕から苦しんでいるチームはア・リーグ東地区首位のヤンキースと8・5ゲーム差。岡本がバットで引っ張る。